指運の癖

●反省
現在は自分で選曲した練習曲をしていますが、その前にいつも地味な練習
（今後、地味練といいます）をおこなっています。フレットはどこからでもいいのですが、
とりあえず１－２－３－４や逆の４－３－２－１のリピートを行う、６弦から１弦と
１弦から６弦という皆様お馴染みの練習です。
しかしのこの練習、１－２－３－４の順番を１－２－４－３とか１－３－２－４
とか色々と変えてみると自分の苦手な指運が判明するのです。
人間は本来、薬指と小指が器用に動かないものです、日常生活での使う
頻度が他の指に比べて少ないからででしょうね。

よって会社（製造工場など）で指を切断して労災保険が出る場合、後遺障害
で貰える保険金が指によって違ったはずです。
確か、親指が一番高く、次に人差し指だったか、小指が一番安かったと思います。
うろ覚えなので確かではありませんが、興味のある人は調べてみて下さいね。
日常生活での指の利用頻度によって指の価値もランク付けされているという
ことでしょう。

話を元に戻しますと、ギターでは不器用な薬指と小指を鍛えるわけですが、
知らない間に一定の方向ばかりの練習をしている場合があります。
よく練習している指運は違和感がありませんが、練習していない指運びが
でてくるといつもの指運の癖がでてしまい間違ってしまうとこがよくあるのです。

私自身、それほど早くないテンポで簡単なフレーズでも、指運の癖がでてしまい
間違えることがあるのです。
惰性で練習したことを反省している今日この頃です。
地味錬を惰性で行うのではなく、少し意識して練習するように心掛けようと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　反省・・・